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2007年2月12日 (月)

B12結果

Pict2550

血液検査の結果が返って来ました。

Banbanb12folate
ご覧の通り、バンバンのB12はやっぱり低かった!

どうりで先週のお注射がよく効いたわけですね。もちろんそれまでも元気そうにはしてましたが、お注射後と比べると明らかに元気度が違いましたもん。具体的に言うと、

B12前:私達が猫じゃらしを振って遊びに誘えば遊ぶかな、という状態から、

B12後:誘わなくても勝手にダッシュしたり(バンダッシュ)、おもちゃをお手玉にしてアタック攻撃したり(バタック)、寒いベランダにも積極的に出て行ったり。バンダッシュ・バタックはシッポポンポンのたぬき状態で(自己たぬき化反応)、言われてみたらこんなバンバン見るの久しぶりかなあという感じでした。

#トップの写真はベランダに来た鳥さんを見て興奮中のバンバンです。写真が間に合わずたぬきシッポがしぼんでしまった後なんですけどね。

ということで、これからしばらくB12のお注射続けてみます。
M先生からのメール:

The B12 levels are low, so we should continue the injections weekly for 6 weeks then once a month.
Repeat the values in 6 weeks.
The increase in folate is consistent with bacterial overgrowth which is common with IBD.

とあるように、6週続けた後再検査の予定です。
おうちでお注射、はてさてうまくいくのかしら???

Chu2w__2 それでですね、ワタクシこの機会に、IBDとB12の吸収不足の関係を真面目に勉強してみました。

そもそもIBDの原因の一つとして、腸内での共生菌(ビフィズス菌、乳酸桿菌などの善玉菌)が減少し、代わりに有害細菌(大腸菌、ウェルシュ菌などの悪玉菌)が増殖することが発端となる可能性が示唆されてるらしいんですよね。免疫系が正常に機能すれば悪玉菌も早々にやっつけられるのですが、何らかの原因で免疫系が破綻した結果(ここからは遺伝的な素因も影響するのでしょうか)IBDに至ってしまうのかもしれません。

話をB12に戻すと、小腸で異常増殖した細菌(SIBO、small intestine bacterial overgrowth)はB12を栄養源として消費してしまうので、体内に吸収できるB12量が不足してしまうんだそう。

同様のメカニズムで葉酸も低値を示すのかなと思っていたのですが、バンバンの場合は逆、高葉酸血症を示しました(程度は低いですが)。「んー、どういうことじゃい?」と不思議に思い、文献を探してみたところ、何でも小腸の細菌で葉酸を生成するタイプがいるらしく、そいつが異常増殖した結果もたらされた可能性があるとか。実際ワンコのSIBOの研究で、低コバラミン高葉酸の症例が報告されているようです(リンクはこちらこちら)。

ニャンコの文献は確認できませんでしたが、学会レベルでは報告があるのかな?

それじゃあ元々どうして腸内細菌叢のバランスが崩れるかと言うと、食事、ストレス、加齢、抗生物質などの薬の摂取、病原菌などの感染など、いろんな可能性があるみたいですね。思えば私も食事やストレスで下痢Pになることありますもん。ただそれが持続するかしないかの違いなんでしょうけどね。

いずれにしても、IBDの根本原因が何かを突き止めるのは非常に困難。とにかく今はpredで腸の炎症を抑えつつ、B12を補って全身症状を改善する(=腸粘膜細胞の自己修復能力を高めることにもなるらしいです)。そして長期的には、腸内フローラを正常に保つことと、強い免疫系を維持すること、が課題になって来るでしょうか(って口で言うのは簡単だけど、具体的に何をするかはホントに難しいですよねえ)。

・・・とにかく、バンバンには1日も早く寛解してもらわないと!!!

ちなみにですね、今朝方、久々に良好なウンウンを披露してくれた姫!

今までは、良くてもこう、フカフカ柔らかくて切れ目のないのが1本って感じだったんですが、今朝のはそれが、ちょっと固めの途中で分節があるタイプになってたんです!(この説明でわかりますかねえ?)まだ色が薄めなのが気になりますが、とにかく一歩前進!嬉しいです!!!

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コメント

バンバンちゃん&飼い主Yさん、

良好なウンウン&元気がでてきてよかったです!!!(ところで、分節があるウンウンのほうがいいとは知りませんでした。 Magicのが大体いつもそうで、どうして分節があるのか、水分が不足しているのでは、と気になっていたんですが、心配しなくていいんですね。)

B12の検査もしてみてよかったですね~。 口からの摂取と違い、注射の効果ってさすがですね。 Yahoo!FelineIBDGroupではB12注射を奨励していて、少し前に新しく成功例のファイルまでできていたので、バンちゃんの場合も期待してたんだけど、そんなに元気度に差がでるなんて。 ほんとによかった、よかった♪ この調子で寛解どころか、IBDってなんだったの?ってなるまで回復してほしいですね。

うちのSugarは日曜の早朝に夜食に食べたごはんを吐いて以来、食欲ががたっと落ち、ごはんより猫用ミルクの方が身体に優しいのか、ミルクを好んで飲んでいます(今夜はゆったりとお腹のマッサージしてあげられたので、そのせいか少し食欲回復して、ごはん食べてました、うれしい、涙)。 すでに何千回という単位で、いやいやしても私にお薬飲まされたりしてきて、Sugarはうんざりかもしれないけど、B12注射試してみたいってずっと夫に言ってるんですがね~。 悲しいことに彼とは意見が合わないの。 彼はSugarのことかわいがってるし、心配もしてるけど、あまり面倒なことはしたくないらしい。(アメリカの法律では、ペットってあくまでも所有物で家族ではないので、最終的には彼の猫で、私って無力で情けない。) それとも私が、もっと、もっと、って欲がありすぎるのかしらね。

投稿: マグノリア | 2007年2月12日 (月) 22時45分

マグノリアさん

B12は、食欲のあるバンバンには必要ないかもと思ってたのですが、こんなに低かっただなんて、、、本ニャンはさぞかし気分が優れなかったのでは?と不憫でなりませんでした。サプリメントも試してましたが、元々小腸の吸収異常がある場合、いくら口から摂取しても吸収できず効果がなかったんでしょうね。今回測らなかったTLIも、まだ脂肪便が続くようだったら、pancreatic enzymeの処方も併せてまたドクターに相談してみたいと思っています。

Sugarちゃんは時々食欲が落ちることがあると伺って、B12測ってみたらどうかなあと思ってました。腫瘍体質でないのなら、測定無しのお注射だけでもアリですよね。老猫のQOLを考えても、痛くもないし在宅できるB12注射は(もちろんIBDの根本治療にはならないと思いますが)試す価値は十分あると思います。しかもSugarちゃんならきっとお注射もお利口さんにさせてもらえるだろうし・・・

主治医の先生のご意見を伺って、今一度旦那さんとよく話し合えるといいですね。今後の経過を含め、うちのケースを引き合いに出して下さっても結構ですよん。まだ請求書が来てないのでわかりませんが、医療費の目安なども追ってご報告できると思います!

Sugarちゃん、猫用ミルク、おいしそうに飲んでくれてて良かったです!お腹のマッサージも気持ちよかったにゃりね〜、Sugarちゃん!

ペットも大事な家族。子供同然ですものね。Sugarちゃん、これからもマグノリアママさんにいっぱい甘えて、お腹痛いの吹っ飛ばすニャーーー!!!

投稿: 飼い主Y | 2007年2月13日 (火) 06時28分

あー、なんだか、目の前が少し晴れたような気持ちがしますねぇ。よかったよぅ。

SIBOは犬に比べて猫の場合はなっからとんでもない数の細菌が生息しているので、よくわからない、猫は研究対象にしにくい、そういうことなんじゃないかと思います。でもその猫にとっての正常域ってありますよねぇ、きっと。

マグノリアさ~ん、今はJimが二言目(一言目?)にはB12のことを持ち出してますね。家族会議でいい方向にお話がすすむといいなぁ。

茶ちびは生粋の短毛です、おまけに短尾。じゃぱにーず・ぼぶている?

投稿: ままるねこ | 2007年2月13日 (火) 12時08分

ままるねこさんも、ありがとうございます!!!

固めのウンウンに喜んだのもつかの間、今朝また下痢P子再発してしまいました(涙)。

朝B12を取りに行った際ドクターと話したのですが、彼女も困惑してましたね。predの増量も考えつつ、当面夜の様子を見て、また相談します。

猫の腸内細菌の数、ままるねこさんのサイトで見てびっくりでしたよ!ワンコとそれこそ桁違い。肉食と雑食で消化環境は大して違わなさそうなのに、何ででしょうねえ。

Jimさんは確かに、”B12教の教祖”とでも呼びたくなるような感じですね。やはり自分の猫でうまく行ったという、その成功体験はとても鮮烈なのでしょう。掲示板形式だといろいろ難しいと思いますが、とにかく皆、愛猫のために必死ですよね。ここに集うIBD猫たちが、みんなみんな、何らかの成功体験をして良くなって欲しい、そう願わずにはいられません。

茶ちびちゃんは由緒正しい(^^)日本猫なんですね。それで思い出したのですが、昔、高知の実家にも茶ちびちゃんのような茶トラ猫がいたんですよ(お腹が白かったけど)。おばあちゃんによると、カラ猫(茶トラのことをなぜか高知、というか、我が家ではこう呼びます)のメスは珍しいんだとか?縁起がいい猫だよ、と随分大事にされていました。でも、名前はそっけなく「カラちゃん」。「カラ」は「唐」なんでしょうかねえ。とすると、茶ちびちゃんのルーツは中国!?

投稿: 飼い主Y | 2007年2月13日 (火) 16時11分

お寒うございます。日本は3月下旬の陽気だとかでいいなあ。

バン子ちゃん、一回り小ちゃくなったちゃったねぇ。

B12は家も週1で注射してましたね。でも針が太いので私は怖くて、いつもケンにしてもらってました。彼、すばやくて本ニャンがきづかなかったくらい。

目立った効果は無かったけど害にもならないしと上げてました。

それにしてもステロイド、開始ですか。こちらはアニマルメディカルセンターのインターンの話を信じて、ぎりぎりまで処方してもらいませんでした。

何回も超音波検査をし、結局バイオプシーでIBDが確認されるまで。お願いすれば出してもらえたかもしれないが。

お宅のようにもっと早い内にこの薬で治療を始めていたらと、考え出したらきりがなくて。

いつもいつも”What if”の繰り返し。進歩がないですね、私。

どうぞ、お大事に。

投稿: eiko | 2007年2月14日 (水) 11時19分

eikoさん、お久しぶりです!メキシコとフロリダ、暖かそうで羨ましいですよぉ〜。こっちなんて最高でも氷点下ですもんね。今日の雪は雹みたいだし。。。雪が痛いなんて初体験です!

そうそう、おーちゃんもB12のお注射してたんですよね(マグノリアさんから伺ってました)。血中濃度は測ってらっしゃらなかったのかな?ケンさんが刺して、ということはeikoさんがおーちゃんをホールドする役?(それとも、気だての優しいおーちゃんはホールドする必要すらなかったとか?)

仰るように、注射は予想以上に簡単で、本ニャンはほとんど無抵抗でしたね。バン子姫の起き抜けタイムを狙ったお陰もあるかもしれませんが、バスタオル持ち出して臨戦態勢だった我々はちょっと拍子抜け。

投与後のバンバンは明らかに元気になります。ご飯も普段の1.5倍食べました。いつもだとお皿に少しずつ残すのですが、昨日はきれいに舐め尽くしてて。。。もりもり食べてる姿を見ると本当に嬉しいです。

ご飯はウェットフードを続けてますが、それでもたまに猛烈にカリカリが食べたくなるみたいで、ちびちゃんのように袋をかじって開けてることがあるんです。「お子様の手の届かないところに」という注意書きをよく見かけますが、うちでは「バンバンの手の届かないところに」隠しましょう、状態(笑)。

predは、ほんとはもっと前から始めたかったんですけど、主治医のM先生ともコンセンサスを得る必要がありましたしね。M先生は最初は「バイオプシーか内視鏡をやってからの方が理想的だけど」と仰ってましたが、私が「バンバンの年齢や性格を考えて、侵襲的検査は避けたい」と主張、そしたらM先生もすんなり納得してくれました。

What ifが堂々巡りしちゃうお気持ち、よくわかります。こんなに思ってもらえるおーちゃん、本当に幸せですよ。

ハッピーバレンタイン!ボーイズとeikoさんはいつも大きなハートで結ばれてますね!

投稿: 飼い主Y | 2007年2月14日 (水) 17時27分

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