« 歯磨き? | トップページ | バリアツリー »

2007年2月27日 (火)

Letters from Iwo Jima

残念ながら作品賞は逃してしまいましたね。
でも、応援してましたよ〜、Iwo Jima。

私達も少し前に観て来ました。
最寄りのシアターではやってなかったので、20分ほどドライブして大きなシネコンに。

ちなみにですね、うちの近所には太平洋戦争に関連したモニュメントが2つあります。一つ目が、

「Pearl Harbor Memorial Bridge」

上のシネコンに行くのに95号という高速に乗るのですが、その途中にある何の変哲もない橋。なぜmemorialなのかはわかりませんが、毎度複雑な心境になる私達です。

更にもう一つ。
去年の夏にハートフォードに出かけた際、高速の出口で「Iwo Jimaなんとかかんとか」という標識を見かけたんです。当時は何のことだかわからなかったのですが、調べたら、

「National Iwo Jima Memorial Monument」

というのがあるそうで。

DCのアーリントン記念墓地に本家の銅像があるのですが、こちらは1995年2月23日、丁度硫黄島の戦いから50周年にあたるのを記念に作られたもの。建立に際してハートフォード近郊出身のベテラン有志が寄付をしたそうで、それでここに設置されたんですね。911テロの際、WTCに星条旗を掲げる消防士の姿が硫黄島になぞらえられたことも記憶に新しいです(ここでも複雑な心境だったワタクシ・・・)。

さて、映画の感想です。

まず、会場は今までで一番の入りでしたね〜(それでも3割ぐらいですが)。
客層はほとんどが白髪の老紳士・老夫婦たち。
年齢的にはベトナムのベテランさんぐらいでしょうか。そんな中、若者東洋人な我々は激しく浮いてたかもしれません。

映画は全く予習なしに観たものですから、あんなに日本語オンリーだとは思いませんでした。後で見たら「全編外国語映画」なんですね。台詞の英語訳を字幕で見ていて思ったのは、本当に日本語って曖昧な言語だな、と。主語目的語どんどん省略されますもんね〜。こういう曖昧かつ自己を抑えた日本語の表現は、アメリカ人に一体どこまで伝わっているのかしら?と思いました。

それでも、ハリウッド映画で良くある「おいおい」な場面(時代考証不十分)はほとんどなく、まるで日本人が撮った日本映画のよう。イーストウッド監督あっぱれ、ですね。俳優さんも良い演技をしてました。Ken Watanabeも良かったですが、私的には加瀬亮さん(憲兵隊清水さん役)の抑えた演技が素晴らしかったです。嵐の二宮くんは最後エンドクレジットを見るまでわからなくって・・・(汗)。駆け出しの舞台役者さんかなと思ってましたよ。

オスカーを受賞した音響効果も確かに良かったですね。
ズドン、ズドン、と洞窟の中に響く砲弾の音は今思い出しても胸騒ぎがします。全編モノクロに近い映像も、砲弾の火の色や血の赤を際立たせて、より苦しくせつない思いにさせます。

中身についての感想はネタバレになるので控えさせて頂きますが、とにかく私達の世代は何が何でも必見だと思います。そしてあの時代、あの過酷な状況で散っていった命の数々(日本人アメリカ人を問わず)に思いを馳せて欲しい。あの戦争を生き抜いて、今の日本を一から作り上げてくれたおじいちゃんおばあちゃんの世代へ、ねぎらいと尊敬の気持ちを新たにして欲しい。そして最後に、こんな愚かな戦争はもう二度と繰り返してはならない、そういう思いを強くした一時でした。

#このあと無性に、天国のおじいちゃんにもう一度会いたくなりましたね。会って当時のことをもっともっと聞きたい。でもきっとおじいちゃんは話したくないこともいっぱいあるんだろうけど。きっとあまりに辛くてこの映画は正視できないんじゃないかと思うけど。。。


★今日の嬉しい!!!
数日に1度のバンバン体重測定。F氏の担当で、毎回バンバンを抱っこして体重計に乗り、後で自分の分を引き算して測ってます。が、ぬわんと今日の測定で、久々の11.6lbsを記録!!!今月初めには11.0まで落ちてたので、嬉しい0.6lbsの回復です!!!実際、「6」を見るのは年末以来。ビヨ〜ンと伸びる姿にも昔のぽってり感が戻って来たような気がしますよぉ〜!!!(嬉しくて「!」がいっぱいです!!!)
Pict2744 Pict2749

|

« 歯磨き? | トップページ | バリアツリー »

コメント

実は私たちも念願叶って、最近見たんですよ。

ちょっと涙、ぽろりでしたね。

二宮君は同じ嵐でも、”花男”の松潤と大違い。”花男”もおもしろいけど、あの松潤の叫び声のような話し方、かなりうっとおしくなります。

どのくらい事実に添っているのかは分かりませんが、ああいう映画を作り戦争がどういうものかを知らない世代や現在、戦争をしているアメリカ人に見てもらうのはいいことだなあと思いました。

でも日本語なのでアメリカ人は字幕嫌いですもんねぇ。

家のそばの映画館でしたが、いつも少し向こうの映画館のない地区からの観客が断然、多いんです。しかし、この映画はそういった人たちがほとんどいなくて、静かでした。

彼らはアクション好きで字幕はノーサンキュウでしょうね、やっぱり。

昔の兵隊さんって、優秀(今はほとんどマイノリティ)だったからCTのお年寄りも興味があるんですね。

投稿: eiko | 2007年2月27日 (火) 10時18分

eikoさんもご覧になったんですね〜。
私も二宮くんの涙のところでポロっと来そうになりました。

劇場に来てた老紳士は、皆さんきちっとしてましたね。襟を正して見てるというか、決してバケツ大のポップコーンをぼりぼりなんてしない雰囲気でした。彼らはどんな感想を抱いたのでしょうか。

確かに、eikoさんの仰るように、

>戦争がどういうものかを知らない世代や現在、戦争をしているアメリカ人に見てもらう

のって大切なことですよね。若者向けに吹き替え版を作ってもいいんじゃないかなあと思います。

Flags of our Fathersもご覧になりました?うちはまだなので、DVDレンタルしようと思ってます。ちょっと調べた限りでは、星条旗を掲げたあの6人が、その後、戦費調達のプロパガンダに利用されたとかいう話なんですよね。悲劇なのは敗戦国だけじゃなかったんだなあと、考えさせられました。

松潤、というか、嵐の他のメンバー全然知らないんですぅ。なんか5人ぐらいいたら嵐なのかな、という感じですが(そもそも5人ですっけ?)、カトゥーン(スペル失念)との区別も曖昧。坊主の子がいる方がカトゥーンかな、ってぐらいですね。

松潤の叫び声、そう言われたら気になって見たくなっちゃいます(笑)

投稿: 飼い主Y | 2007年2月27日 (火) 19時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 歯磨き? | トップページ | バリアツリー »